Junkoの世界

季節の変わり目を向かえる度に、片頭痛が起こります。

しゃっくりの傾向と対策

そんなに身体に悪いと思えないのに、何かとしゃっくりは気になるものです。

「しゃっくりが100回出ると死ぬ」という都市伝説がありますが、知り合いに百回しゃっくりが出た人はいないのでよくわかりません。死ぬかどうかはやってみなくてはわかりませんが、多分死なないのではないかと思いつつも、絶対かと言われたら万が一あるかも知れないと思うきわどい都市伝説です。試してみるのも万が一の方に転ぶと嫌ですし、死んでからも「あいつはしゃっくり百回で死んだ」と言われるのもまたいやです。

では、しゃっくりとは何でしょう?胸とお腹の間には横隔膜という膜があります。どのぐらいの厚さの膜かはわかりませんが、一生使うものですから破れたら縫うことになります。この横隔膜が「ピクピク」するとき、口から思わず「ヒックヒック」と漏れてしまうのがしゃっくりとなるのです。

では、このしゃっくりの止め方にはどのようなものがあるのでしょうか?
いろいろな説(都市伝説?)があります。

・驚かしてもらう
・鼻の奥に何かを入れてクシャミする
・息を止めて水を飲む
・舌を強く引っ張る(抜かないように)
・10秒息を吸って息を止めて10秒息を吐く
・スプーン一杯の砂糖を喉の奥に放り込む
・人差し指を耳に入れ30秒~1分待ってれば止まる
・唾を何回も飲み込む
・うがいを長くする
・蜂蜜を飲み込む
・ぴょんぴょん飛び跳ねる
・くすぐってもらう
・腰を捻る体操を繰り返す

それでも止まらないなら、次はツボを押してみましょう。

【天突】首の根元の真ん中、鎖骨と鎖骨の間のくぼみ
【気舎】天突のツボの両脇、首の筋のすぐ横
【鳩尾】胸骨の先から指1本分下、みぞおちより少し上
【巨闕】みぞおちのすぐ下

強く押すとかえって逆効果になりますので、気をつけましょう。

それでも、まだ止まらないときは、他の病気かもしれませんので、医者にかかることをお勧めします。

大学受験の頃

うちのじいさんが、脳軟化症(今でいう脳梗塞)にかかって、老人ボケ(当時は認知症と言う言葉はなかった)になった。言っちゃなんだが、飯を何回も食べようとする、徘徊する、とうとう排泄までできなくなった。

 

うちのばあさんは、かなり良家の出だったので、あんまり何もしない人だった。

確か、ばあさんのばあさんは大名行列を見たことがあるらしい。

江戸時代は案外近いものだと思った。

 

私は高校3年生で、一応大学受験するつもりだったから、結構勉強が忙しい。

すると校内放送で呼び出される。ばあさんは高校の昼休み頃を狙って、「じいさんが警察に保護された」と言う。

私は「じぁあ、学校の帰りに警察に寄る」と言うと「警察に迷惑がかかるからすぐに行け」と言う。

昼からも授業があるのだが仕方がないので早退して警察に行く。

また、学校が終わって家に帰ってくると、ばあさんは「帰って来るのが遅い」という。

じいさんが粗相をしたらしい。結局、ばあさんに怒られながら掃除をする。

「なんで俺が怒られながら掃除を....」と思うが、ばあさんは文句は言うだけで何もしない。

 

じいさんは受験の10日ぐらい前に亡くなった。ばあさんはわざわざ自宅で葬式をした。

受験の数日前に納骨したが、私と私のいとこの兄ちゃんの二人だけだった。

数日後、私は大学に通ったが、ばあさんは「じいさんが大学に通してくれた」と言っていた。

いや、違う。

絶対に違うと思う。